ワンズと呼ばれる、インドで古くから作られている伝統細工の特大品です。
水晶は3つにわかれており、一方の側に玉、反対側にポイントという切っ先のあるもの、その真ん中が大きな六角柱の水晶で、それぞれのパーツを銀で接続してあります。水晶の玉はその土地の良いスピリチュアルなパワーを集め、センターの水晶の部分で増幅させ、ポイントはそれを集中的に放出する。スピリチュアルな意味での空気清浄器のようなものと考えていただくとわかりやすいかもしれません。
特に重要なのは真ん中の水晶の部分です。これは水晶の中では最も霊的な力が強いと言われるヒマラヤの山頂で採れた大型の水晶が使われています。中にいろいろな内包物の鉱物が入っています。緑色の苔のような鉱物、マイカという雲母のようなもの、またクラックという小さな割れ目があってそれが虹色に光るレインボー水晶と言われるものがあったり、大変野性味にあふれていて絵になる、景色の面白い水晶です。
それから、8つのインドの代表的な宝石がちりばめられています。
ポイントと真ん中の水晶をつなぐ銀細工の上に
大きなアメジスト、紫水晶です。精霊を呼び込む力が強いとされています。反対側の玉の方の接続部にはめ込まれているのが
レモンクオーツ、別名シトリンの多面体結晶です。これは主に
情熱ややる気を活性化する石です。つまり、片や
霊的瞑想を促すアメジスト、片や
人間の心を高揚させる水晶で、
人間の心のバランスを取っているわけですね。
・玉の側から順番に石を説明していきます。一番上にはめ込まれている銀のシンボルは陰陽図です。
陰と陽の形が相まってバランスを取っている。その陽の極みを表す場所に
ガーネットが入っています。ガーネットというのはザクロ石といって、
情熱とかパッション、バランスを取ることに対しての情熱を表しています。
・次は
カーネリアといって、瑪瑙の一種の赤瑪瑙です。これは
美しく見せるとか、自己表現をする、人間関係が広がる、人間関係の中で自分が主役になっていくことを促す石とされています。
・その隣にあるのは
シトリン。上でも説明している宝石です。
・その隣にあるのは
ペリドットといってオリビーとか橄欖石と呼ばれ、きれいな緑色、オリーブ色をしています。火山の溶岩の固まった場所で見つかるので、日本では伊豆半島で良く見かけられます。これは
芽吹く力とか、新しい生命が生まれる力、アイデアがひらめく力を促します。
・次は
アクアマリンです。これは物事を一歩前身させたいとき、自分が力を出し切って、ここでもう終わりだと思ってももう一歩前に行きたい時、
後押しをしてくれる石だとされています。あと、
清浄な心、その名の通り海の青さに近いような清涼な心を促す石ともされています。
・その隣が
アイオライトと言われる石で、インドでよく取れる石ですが、深紫色で透明感があって、主に
ヒーリングとか霊的な癒しを与える石といわれています。
また、それぞれの石にあった神秘図形が銀であてはめられています。非常に珍しいもので、これ自体50〜60年前に造られたものです。こんなに大きいワンズはインドでも珍しいです。おそらく王族の発注品だと思います。
銀について
銀の部分がコーティングされていないので黒く酸化しますが、コーティングしてしまうと霊的な力はあまり望めないので、黒くなるもののほうが良いのです。手入れ方法としては歯磨き粉を薄めてこするとピカピカになりますが、いぶし銀といって少し黒ずんだほうが好きなかたもいらっしゃいますので、好みでいいと思います。錆びていても銀の力は変わらないです。
銀は
破邪の力が非常に強いと言われています。銀製品があるところにドラキュラは寄ってこないとされていますし、強い毒をもられると銀はすぐ変色するんです。ですので毒見役としての効果もあったという人もいる。口から摂取するものに魔物が入らない、悪い気を排するためのものだったんですね。
特に
人の嫉妬、妬み、恨みを跳ね返す力があると言われています。中国では銀に錫を混ぜて錆びないように色があせないようにして、やはり破邪の道具として鏡のように磨いて胸から下げたりしてお守りとして使うことが多いですね。
長さ66.5cm×幅6cm ケース付き